プロフィール
Shure MV6は、よく喋る机向けのUSB-Cダイナミックマイクです。ゲーム、ポッドキャスト、ウェブカムの前で夜まで雑談するVTuber向き。カーディオイドのダイナミックは、同じ未処理の机の安価なコンデンサーより部屋のノイズを拾いにくいことがあります。MOTIV MixのAuto Level、ノイズ抑制、デジタルポップフィルターで、読み上げのたびにハードウェアノブを触らずに済みます。
箱を開けて今週デビューできるUSBダイナミックが欲しいならMV6を買ってください。あとでXLRが欲しいと分かっているなら見送り。それはMV7+です。
VTuberがUSBダイナミックを気にする理由
トラッカー(VTube Studioや3Dアプリ)は安定した顔を欲しがります。視聴者は安定した声を欲しがります。稼働中のPC机のコンデンサーはキーボード、ファン、Key Lightのbuzzを拾いがち。MV6のようなダイナミックは寝室で寛容で、ブーム前なら同梱スタンドでも始められます。
3.5mmジャックは低遅延のヘッドホンモニタ用。OBSモニタが遅れて二重に喋り始めるときの保険です。遅延があると「今のスーパーチャット読めた?」と自分で聞き返し、口パクが二重に見えます。本体ジャック優先で、OBSのモニターはオフから始めるのが安全です。
スペック表を繰り返さないMV6とMV7+
Shure MV7+はUSBとXLR、ヨーク、MOTIVの追加(リバーブ、リミッター、LEDパネル)がある兄弟。MV6は「箱を開けて机に立ててUSB-CをPCへ」の道です。オーディオインターフェース予定がなければMV6。放送寄りの形で、あとからUSBを卒業したければMV7+。
どちらもトラッカーではありません。声はOBS Studioと組み合わせ、ウェブカム視線からマイクを外してアバターがフォームを切らないようにします。机の奥に立てると口から遠く、Auto Levelが上げすぎてファンノイズも一緒に持ち上がります。口元に寄せられるなら、その時点でブームを検討してください。
Live2D向けの置き方
カプセルは口へ向け、キーボードへ向けない。Auto Levelは囁きでカメラに突っ込み、ゲームで後ろに引くときに助けます。爆音のタワーファンは隠しません。MOTIV Mixのノイズ抑制は補助であり、処理済みの部屋ではありません。
本体のタップミュートは物理パニックボタン。Stream Deck MK.2にもミュートを置き、LEDリングを探さずDiscordと配信入力を切れるようにしてください。
MOTIV Mixで最初に触るもの
PCに挿したら、まずAuto Levelをオンにして15分雑談してみて、チャットに「小さい/大きい」が来るか見る。来なければ手動ゲインに落とす必要はありません。Denoiserはファンがうるさい部屋の補助で、声が水っぽくなったら一段弱める。Digital Popper StopperはP音対策で、物理フォームと併用して問題ありません。
ヘッドホンは本体の3.5mmを優先し、OBSのモニタ遅延と混ぜない。トラッカー側のマイク入力とOBSのマイク入力が二重になっていないかも確認。二重だとAuto Levelが変な呼吸をし、VTube Studioの口パクともズレます。Windowsの既定デバイスがMV6になっていること、Exclusive Modeで他アプリが独占していないこともデビュー前チェックです。Discordが「既定の通信デバイス」を勝手に掴むことがあるので、配信前に入力デバイス一覧を一度開いて重複キャプチャが無いことを見てください。
限界
USBのみ、XLRなし。ゲインは太いハードウェアポットではなくソフト側。同梱スタンドは出発点。ブームのほうが口に近く、トラッキング枠からカプセルを出せます。半年後にミキサー予定なら最初からMV7+へ。同梱USBケーブルが短いので、机の奥にウェブカムがある人は延長より、位置を前に出すほうが音は安定します。ゲーム音が大きい日はMOTIVのモニタミックスでゲームを少し下げ、声が埋もれないようにしてください。部屋のエコーが強いなら、先に毛布やカーテンで反射を減らしたほうがDenoiserより効果が出ます。キーボードはマイクの後ろ側に置き、打鍵がカプセル正面に入らないようにしてください。デスクの反射が強い日は、カプセルを少し下向きにして机を拾わないようにするのも手です。Auto Levelを過信してウェブカムから顔が外れると、口パクも音量も同時に崩れます。トラッキング枠の中で体を動かす前提でゲインを決めてください。MOTIV Mixのプリセットは配信ジャンルごとに保存し、雑談用とゲーム実況用を混ぜないほうが事故が少ないです。デビュー前日は、OBSで自分の声だけを録音してノイズと距離を聞き返す。チャットが居ない状態で「小さい」に気づくほうが、本番でAuto Levelに丸投げするより安全です。スタンドのネジが緩むとカプセルがキーボード側を向くので、配信前に向きを一目確認してください。フォームが湿ったら乾かしてから使う。湿ったままだとP音以外の声も曇り、Denoiserを足したくなる悪循環になります。USBを抜く前にMOTIV Mixを終了すると、次回のデバイス認識がスムーズなことが多いです。ケーブルを抜いたままPCをスリープすると、復帰後に入力が消えることがあるので、配信前にデバイス一覧を再確認してください。入力名が「2」と増えていたら、古いデバイスを無効化してからOBSを開き直します。